Re:ゼロ 『不死王の秘蹟』考察

f:id:Consideration:20200831035228j:plainRe:ゼロから始める異世界生活

 

不死王の秘蹟について考察

 

今回は不死王の秘蹟について考察していきたいと思います。

 

◯不死王の秘蹟について

不死王の秘蹟とはリゼロEX12巻で登場した魔法で効果は死者を術者や指定した人物が使役するというもの。

かつて世界を恐怖に陥れた魔女が生み出した魔法の一つ。

現在では必要な大部分の術式が失われ、屍を操る以外は再現不能

限られた適正のあるものしか使えない魔法となっています。

アーガイル家に代々伝わる魔書でビーン・アーガイルが所持していた。

アーガイル家の火事と共に燃え尽きる。

しかし、ヴォラキア帝国のスパイのマイルズが魔書を書き写している。

 

EX時点で不死王の秘蹟を再現できる人物

実用レベルなのがビーン・アーガイル

不完全な状態で再現できるフェリス

完全に再現できると思われるスピンクス

(ヴォラキア帝国にいると思われる)

 

◯不死王の秘蹟の再現率

魔女が使用することで生前の姿で蘇らせ、使役する事ができる。

ビーン・アーガイルの場合はボロボロの屍を操るレベル 外見は亡くなった状態のままで意識もない。

ビーン・アーガイルが使用した場合は亡くなった時の状態により実用性が左右される。

フェリスの場合は自身の母であるビアンカに使用しました。 蘇ったビアンカは言葉を話せ意識もある状態でしたが、数分で術式が崩れ灰となってしまいました。

 

◯リゼロEX時は再現出来なかったフェリスですが現在では使えるようになっていると思われます。

理由は二つ

⚫︎ペテルギウスの指先の爆発で生きていた為

(恐らく自身に不死王の秘蹟を使用し生前の状態にした。この場合は再現率は魔女と同じレベル)

⚫︎フェリスは不死王の秘蹟ビーンから見せられている為

 

◯本来の効果について考察

 本編5章では過去に亡くなった筈のキャラが敵として立ち塞がることになる。

 ヴィルヘルムの妻のテレシア、レグルスと戦い敗れたクルガン

 この二人に使用されたのが不死王の秘蹟だと仮定して考察

不死王の秘蹟の本来の効果について考察するヒントは5章で登場したテレシアにある。テレシアはEX12巻で使用された不死王の秘蹟(不完全)と状態は似ているものの明確に違う所があった。

それは『死神の加護』を所持していた事だ。

加護は死ぬまで所持し続けるので5章登場時のテレシアは死亡していない事になる。

(因みに加護を失う時は死亡した時で、効果が失われる時は魔女因子を手に入れた時である。)

これらの事からテレシアは不死王の秘蹟が使用されていた事になる。

この『死者だけでなく生者をも傀儡にする』事が不死王の秘蹟の本来の姿だと私は考えている。

(作中の伝承では本来の効果は死者を蘇らせる事だとされているが、その場合オド・ラグナの禁忌に触れてしまう為、間違いだと思われる)

今回は不死王の秘蹟について考察しました。

リゼロEXではクルシュ陣営の話をメインに描かれていました。

本編でクルシュの在り方が好ましいと思われた方は楽しめると思います。

 

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